大切な愛車を買い取ってもらう時に高い値段で買い取ってもらいたいですよね。その時にバイク買取値段が左右される要素の一つのエンジンの状態について説明したいと思います。まずはエンジンの部品の摩耗についてです。常に爆発力を受けて動いている部品があり、それをピストンとよびます。

そのピストンが収納されている筒状の容器がシリンダーと呼ばれるものです。そのシリンダーとピストンの間に隙間ができてしまうと十分に爆発力を伝えることができずに燃費の低下や馬力の低下に直接影響することになります。この様な燃費や馬力の低下を引き起こしてしまうものの原因はピストンとシリンダーの機密性を保つピストンリングと呼ばれる部品の摩耗です。このピストンリングは消耗品で、長年エンジンを動かしているとどうしてもすり減ってしまう部品の一つです。

同じように、バルブの消耗も燃費や馬力の低下に影響を及ぼします。バルブはシリンダー内にガソリンを空気を混ぜた混合気を送る時に開閉する弁の役割を担っており、この部品が摩耗して機密性が失われてしまうと先ほどと同じような影響が出てしまいます。最悪の場合は吸気システムのほうに着火して爆発した混合気が回ってしまって故障するというパターンもあるので注意が必要です。この様にエンジンの大切な部分を痛めないように無茶な運転はせず、バイク買取時にちゃんと走る状態で綺麗なままにしておくことがバイク買取時に高評価となるポイントです。

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